運動神経は存在しない?

こんにちは!

大阪の天王寺区上本町にあるパーソナルスタジオHappinessです。

弊社は6月末で8期目を終え9期目を迎えます。
感覚としては、スタジオをオープンした時がこの前のように感じるのですが、年数だけでいうと「それなりに続いてきたんだな~」と感じたりもします。

とはいえ、気持ちは若く!!先日もプライベート用の服を買いに行ったのですが、『少年感が抜けないですね。』と未だに言われる30代後半中年の中芝ですw

昔から器用のタイプではありませんが、何かを継続していくことは得意な方だと思っています。

このブログも以前より更新頻度は少なくなっていますが、月に1,2回は更新していきたいと思っております。どうか温かい気持ちで見守ってやって下さいw

振り返ると、この『継続すること』と、『人と少し違うことに挑戦してきたこと』が、Happinessの成長につながった理由の1つかもしれません。

子どものパーソナルトレーニングや、体育教室もその一つです。

そんな中、先日子どもの運動指導をしている時に…

保護者の方が…

『うちの子運動神経がわるいんです。』

っとおっしゃられていたのですが、この『運動神経』という言葉を聞いた時に、少し思うことがあったなぁ…っという過去を思い出しました。

と、いう事で本日はこの運動神経をテーマにお話ししたいと思います。

運動神経という神経は存在しない??

この「うちの子は運動神経が悪いんです…」と保護者の方からよく聞くフレーズ…

しかし一方で…

専門家の中には『運動神経なんて名の神経は存在しない』という人もいます。

では、どちらが正しいのでしょうか?

一部の専門家の方々が言うには…

実は『運動神経』という名前の神経は無く、私たちの身体には、

・脳神経

・自律神経

・感覚神経

など、さまざまな神経があります。

しかし、解剖学的には『運動神経』という名前の神経は存在せず、このことから、運動神経はない。

と説明されたが事があるのですが…

初めて私がこの話を聞いた時は、頭の中が「???」でいっぱいでした。

なぜなら、神経学などの専門書には

「運動神経線維」

という言葉が普通にあったからです。

その世界では…

・運動ニューロン
・運動神経繊維

という言葉も普通に使われているし、それらの神経が障害される病気もあるのに、感覚的には…『え、あるやん?ありますやん!?』って感じでした。

実際に身体を動かすための神経系は存在しています。

例えば、筋肉を収縮させるα(アルファ)運動ニューロンと、筋肉の状態を調整するγ(ガンマ)運動ニューロンという神経があります。

これらは、姿勢を保つ、動作を滑らかにする。といった働きに関わっています。

なのになぜ!?っと当時から頭の固い私ですが…

これは表現のちがいで…

専門家が言う『運動神経が存在しない』というのは…

カラダを動かす神経が存在しないという意味ではなく…

保護者の方たちが、普段使っている『運動神経が良い・悪い』という言葉を説明できる特別な一本の繊維は存在しないと言う事です。

一般的に…

・走るのが速い
・ボールを上手に扱える
・バランスが良い
・ダンスや体操などのスポーツの動きを覚えるのが早い

そんな子どもを見て、『運動神経が良い』と表現しますよね?

しかし、その能力はただ単にa運動ニューロンやy運動ニューロンだけで決まるものでは無く…

視覚から得た情報(見る力)や、前庭系によるバランスの情報、固有感覚や小脳の働きなど、多くの要素が関わっています。

さらに専門的にいうと『運動神経が良い』というよりも『感覚入力と運動出力がうまく統合され、身体をコントロールするシステム全体が機能している状態』と言った所でしょうか?

それが結果として…走るのが速い!動きを覚えるのが早い!!といった能力に現れます。

っと言う事を初めて聞いたときには、なるほど!!っと思いました。
確かに、運動能力を決める特別な繊維があるわけではないですし、専門的な視点から見ればそれが適切な表現なのかもしれない。

っと思ったと同時に私は…どうでもよくない??っとこの時、心の中で思ってしまったのですw

言葉を正しく理解するのは大切ですが、恐らく保護者の方が知りたいのは、運動神経とういう神経が存在するかどうかではなく、自分の子どもの運動能力が伸びるかどうかだろう?っと考えていました。

しかし今振り返ると、実はその『運動能力が伸びるかどうか』を考えるためにこそ、この考え方が大切だったのです。

運動神経は才能だけでは決まらない

例えばボール遊びが苦手な子どもがいたとして、その子は本当に運動神経が悪いのでしょうか?

ひょっとすると、ボールを目で追う力が弱いだけかもしれません。あるいは、カラダの位置を感じたり、力加減をコントロールする能力がうまくいってないだけかもしれません。

これが先ほどのどうでもよくない?っという考え方だと、ここまで一人ひとりを深く見る視点は育たないと思います。もしかすると『この子は運動能力を伸ばすのは難しいかも…』と初めから思ってしまうかもしれません。

そうなると、その子の課題も、可能性も見えてきません。

しかし、運動能力は様々な要素の組み合わせで成り立っているという視点で見ると…

この子は何が得意で、どこを伸ばせばもっと良くなるのだろう?という見方ができるようになります。

多様な経験が運動能力を育てる

子どもの神経系は、さまざまな経験を通して発達していきます。

走る、跳ぶ、回る、登る、投げる。

いろいろな動きを経験することで、脳は身体の使い方を学習していきます。

また、その経験は神経系にも影響を与えます。

身体をたくさん動かすことで、感覚情報を受け取る力や身体をコントロールする力は少しずつ洗練されていきます。

だからこそ

『運動神経は生まれつきだから仕方ない』と考える必要はありません。

遺伝的な要素もあるかもしれませんが、多くの能力は経験によって成長します。

Happinessが大切にしていることは、そこなんです。

さまざまな感覚情報を脳が処理した結果として、自然に良い動きが生まれます。

だからこそ、多様な動きや遊び、運動経験が大切なのです。

これは大人になっても必要なことだと思います。

目の前にある結果だけを見るのではなく、運動神経の良し悪しで判断するのでもなく、その背景にある様々な要素に目を向けることが、可能性を広げる第一歩ではないでしょうか?

っと話している本人も、まだまだこんな感じに人を見ることはできませんが…自分にも言い聞かせて頑張ります!

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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