こんにちは!
大阪の天王寺区上本町にあるパーソナルスタジオHappinessの中芝です。
最近…
当スタジオに新しいトレーニング器具が届きました!!

プライオメトリックボックスです!!
プライオメトリックトレーニングとは、筋の伸張‐短縮サイクル(SSC)を利用し、伸張反射や弾性エネルギーを活用する事で、爆発的な力発揮を高めるトレーニング法です。

こんな感じでジャンプの連続を行ったり…

それ以外にも色々なトレーニングに使えます。
(これは仙骨のニューテーションを促すアプローチを検証している様子です。)
このように瞬発力や爆発力を高めるうえで有効なプライオメトリックトレーニングですが、姿勢や動きが整っていなければ効果は半減し、ケガのリスクも高まります。本日はその前段階として、股関節の安定性を高めるエクササイズを考察し、ご紹介していきます。
1 ジャンプ動作で必要な股関節の安定性

ジャンプ動作というと、『筋力』や『瞬発力』に意識が向きやすいですが、その土台となるのは股関節の安定性です。どれだけ強い力を発揮できたとしても、その力を受け止め、適切に地面へ伝えられなければ、パフォーマンスは最大化されません。
踏み切りの瞬間、身体には大きな床反力が加わります。このとき股関節が不安定であれば、大腿骨は関節内で微細にブレ、力が分散してしまいます。結果として、ジャンプの高さやキレが失われるだけでなく、膝や腰への負担も増加します。
つまりジャンプにおいて重要なのは、強く押す力だけではなく、ブレずに支える力です。足部もですが、股関節が安定することで初めて、筋力は効率よく発揮され、動きは洗練されていきます。この安定が、パフォーマンスを向上させるうえで重要な要素となるのです。
2 深層外旋六筋の役割
この股関節の安定性を語る上で欠かせないのが、深層外旋六筋です。これらは股関節の奥深くに存在する小さな筋群で、股関節のローテーターカフとも呼ばれます。主に外旋動作に関与しますが、その役割はそれだけではありません。

(この画像では外閉鎖筋がありませんが…)
深層外旋六筋の特徴の1つは、大腿骨頭を寛骨臼に引き込む求心性を高めることです。関節を単に動かすのではなく、関節の中で正しい位置に保つ働きを担っています。
ジャンプのような高負荷動作では、股関節には伸展や回旋といった複雑な力が加わります。その中で深層外旋六筋が機能することで、大腿骨は関節内で安定し、余計なブレを抑えることができます。
また、立位では常に微細な重心の揺れが生じています。この揺れに対して、深層外旋六筋は回旋の制御として働き、股関節を静かに支え続けています。大きく動かす筋肉ではなく、動きを成立させるための土台を整える筋肉なのです。
3 内閉鎖筋と骨盤底筋のつながり
立位で行う外旋系のエクササイズの中で注目したいのが、深層外旋六筋の中の1つの内閉鎖筋です。この筋肉は骨盤の内側から大腿骨へと付着し、外旋作用とともに股関節の安定化に関与します。

そして見逃せないのが、内閉鎖筋と骨盤底筋群(肛門挙筋)との関係です。両者は筋膜を介して機能的に連動しています。
肛門挙筋は骨盤の底を支える筋肉であり、内臓の支持だけでなく、骨盤内圧の調整や体幹の安定にも深く関わります。内閉鎖筋を適切に働かせることで、骨盤帯のstabilityが安定し、股関節にも良い影響を与えます。
このつながりがあるからこそ、大腿骨は関節内でしっかりと収まり、安定した状態を保つことができます。
4 現場への落とし込み
これらを踏まえると、ジャンプ力向上のためには単なる筋力トレーニングだけでは不十分であることが見えてきます。パフォーマンスを高めるうえでは、足部や股関節の安定性を高めることがやはり重要な要素になってきます。

又、上記画像のような横向きでのトレーニングは、深層外旋六筋を意識しやすくするうえで有効ですが、最終的には立位での動作に落とし込む必要があります。実際のジャンプは立位で行われるため、重力や床反力がかかる中で、これらの筋が適切に働くことが求められます。
股関節のはまり感や安定性を感じられるようになると、動きは自然と洗練され、無駄な力みが減っていきます。その結果、より効率的に力を発揮できるようになり、ジャンプの質も向上していくのだと思います。


画像でご紹介しているエクササイズでは、股関節の微小な内外旋を繰り返すことで、深層外旋六筋の活動を高め、股関節の安定性向上を狙います。
当然、大腿四頭筋や中殿筋、大殿筋など他の筋群も関与しますが、フォームを考えることにより狙った筋への関与を高めることもできます。
このようにジャンプ力を高めるとは、単に強くなることではなく、安定した土台の上で力を発揮できる身体をつくることです。その鍵を握るのが、目に見えにくい深層筋の働きです。ここに目を向けることで、これまでとは違ったパフォーマンスの伸びを感じられると思っています。

立位系股関節外旋エクササイズ
動画はコチラをご覧ください↑
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本日はここまです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
【参考文献】
プロメテウス解剖学アトラスコンパクト版 第2 版
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