こんにちは!
大阪の天王寺区上本町にあるパーソナルスタジオHappinessの中芝です。
ここ最近急に寒くなってきましたね。
急な気温の変化で体調を崩される方もいらっしゃると思うのですが、皆様くれぐれをお身体ご自愛ください。
さて当スタジオでは新たな取り組みとしてビジョントレーニングを導入し、早速お問合せも頂き嬉しい限りです!
本日はその関連で視覚を利用したトレーニングをご紹介させて頂きます。
ウォーミングUPに如何でしょうか?
段ボール紙に色画用紙を張り付けて作ったカラーボードを使って
ピンク➡右手でタッチ
黄色➡左手タッチ
青➡バックステップ
緑➡ジャンプ
といったように眼と動作の連動性を高め、視覚を鍛える事を意識したトレーニングです。
目で見た情報を正確に処理してカラダを動かす能力は、スポーツ動作においても重要だと考えます。
物が見える仕組みとして…視覚情報は、網膜➡︎視神経➡︎外側膝状体などを経て、後頭葉(第一次視覚野)に伝えられた後に、視覚関連領野で処理されます。
視覚関連領野はventral stream(側頭葉)とdorsal stream(頭頂葉)に分けられて…ventral streamは物の形、色、質などの形態覚の処理、dorsal streamは空間立体覚(物の大きさ、位置、距離など)や、視運動覚の処理に関与すると言われていて、この2つの情報が、前頭前野に出力され認知されます。
このように例えば、ブルガリアンスクワットの動作中その前にバランスボールを置いて手でタッチする。という動きを行うと、実は脳の色々な所が関与している事が分かります。
バスケットのディフェンスでは、敵・味方、周りの選手の状況や、対峙している相手選手を見ながら、ドリブルカットやパスカットといったスティールを常に意識しつつ、距離感を適切に保ち、相手の動きに合わせて素早く反応できるようなポジショニングやフットワークが必要になってくると思います。
と、考えるとこのような運動もパフォーマンス向上に貢献できるのではないでしょうか?
筋力トレーニングやアジリティ、スキルを高めるためのトレーニングも大事ですが、感覚を養うためのトレーニングも大事。
常に思考を張り巡らしながら、その人に合ったトレーニングをプログラムデザインできるように努めていきたいと思います。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
大阪天王寺区上本町・谷町9丁目でビジョントレーニングならコチラ!
【参考文献】
視覚と眼球運動のすべて
編集 和倉雅登
三村治
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