こんにちは。
大阪の天王寺区上本町にあるパーソナルスタジオHappinessの中芝です。
6月も後半に入りましたが、1年の中の半分が終わろうとしていると思うと早く感じますね〜
『時間は待ってくれないから、毎日が本番だ!ダイエットもすぐに達成できるように!!』とこんな事を思っている方もいらっしゃるかもしれません。
またそんなクライアントの気持ちを聞いて『絶対に達成しましょう!!』と指導に熱が入るトレーナーもいらっしゃるかもしれません。
(夏だけに…違うか)
が、こうした熱い思いとは裏腹に、目的達成の成功を妨げる落とし穴が潜んでいる場合があります。
それは、モチベーションの維持であったり、短期的な期間で結果を求めすぎてしまったり、理由は色々あると思うのですが…
その成功を妨げる落とし穴を作っている最大の原因は…トレーナーとクライアントの信頼関係が築けていなかった。
ここだと思うのです。
引き締めて見栄えを良くしたい。体の不調を改善したい。パフォーマンスをあげたい。色々な目的を達成するために、トレーナーはカラダの評価をして、プログラムデザインをして、トレーニングやエクササイズを行います。
この人の目的達成のためには、このエクササイズが出来なければいけない。という考えは、トレーニングを教える側からすれば正解なのかもしれません。
しかしクライアント側からすれば、その考えは不正解になる事もあるかもしれません。
トレーニングやエクササイズは、あくまでも目的を達成するための手段のはずなのに、教える側の気持ちが強すぎると、知らず知らずのうちに、これが出来るようにならなければいけない!というゴールを作ってしまっている時があります。
ここで教える側と受ける側の考え方に違いが出てきたり、関係に歪みが生まれてきたりします。
出来なければ出来るようにするという事も、エクササイズの量も質も考えて行く事も大切なんですが…
なぜ出来ないのか?を時にはエクササイズ自体で評価して、受ける側も、自身のカラダの事に対して新たな気付きが生まれれば、それはさらに素晴らしい事やんなって思ったりもします。
しかしここで失敗しがちなのは、トレーナー側が情報を与えすぎてしまう事。
クライアントはあれもこれもはいきなり意識できません。50分、60分のレッスンの中で色々な事を行いますが、その中で記憶に残っている事なんてほんの一部だと思います。
自分がレッスンを受ける側になって見て、初めて気づいたんですが…正直覚えてる事少なかったですw。(勿論、そんな事はない!!っという方もいらっしゃるとは思います。)
でもその日のレッスンでお互いに1つでも記憶に残ることができるレッスンができれば…これは素晴らしいことだと思うのです。
記録も大切やけど記憶も大切。
記憶は過去の経験や知識を基盤として、創造性や問題解決能力を育みます。又、記憶は他人との共通の経験や思い出を共有でき、絆を深める事が出来ます。
これがお互いの信頼関係に繋がり、それがあるからこそ、記録も伸びてくるのだと思います。
1つずつ着実に記憶に残るレッスンを心掛けていきたいものです。
そうなんです。全部自分にも言い聞かせているのです。
インスタで動画も配信しておりますのでご興味あればご覧ください。
本日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございます。
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