こんにちは!
大阪の天王寺区上本町にあるパーソナルスタジオHappinessの中芝です。
前回は赤血球についてお話させて頂きました↓
https://happiness1101.com/archives/277
本日はその続きになります。
赤血球には寿命があるというところまでお話させて頂きました。
ここで問題です!
赤血球の寿命はどれくらいでしょうか??
正解は…
1年!!!
・・・・・ではなく…
120日といわれています。
それ以上経つと、変形できなくなり、変形能を失った赤血球は脾臓(ひぞう)の細綱内皮系で補足され、食物作用によって破壊されます。
脾臓は胃の後あたりにあり、ここにくもの巣のような網があり(これが細網内皮系です)、この網にキャッチされ破壊されてしまうということですね。
生まれたばかりの元気な赤血球は変形できるため、この網をすりぬけられますが…
変形能を失った赤血球はこの網をとおりぬけらません。
破壊された赤血球はヘムとグロビンに分けられて、分解されたヘムは鉄を離され、ビルビリンという黄色い色素になり、たんぱく質と結合し肝臓に運ばれ十二指腸へ排出されます。
またヘモグロビンから遊離された鉄は、肝臓や腎臓に蓄えられ、ここから骨髄に運ばれて、必要に応じて赤血球に再利用されます。
グロビンも再利用されます。
また…
血中にあるビリルビンの濃度が高くなりすぎると黄疸がでるので注意が必要です。
そのままにしておくと
肝硬変や胆官炎などになる恐れもあります。
黄疸をもしみたら病院にいきましょう!!
人のカラダの仕組みって凄いですよね!!
本日はここまでです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
参考文献
<標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野>
生理学(第3版)