大阪の天王寺区上本町にあるパーソナルスタジオHappinessの中芝です
これにより様々な合併症が引き起こされます。
しかし、この生活習慣病、運動で改善傾向に向かう事もあるんです!
糖尿病は1型と2型に分けられます。
2型はインスリンは出るがその働きが悪く、血糖値が下がらないタイプです。
現在はこの2型の糖尿病の方が増えているそうで…これは、運動療法をしっかり行えば改善傾向に向かう可能性があるのです。
GLUT4という糖輸送体です。
GLUT4は食事をしていないときは細胞の内部に存在してますが…
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食事をして血糖値が高まると、すい臓から血糖値を低下させる作用を持つインスリンが分泌されます。
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そのインスリンが筋肉の細胞膜に存在するインスリン受容体に結合し
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すると細胞の内部にいたGLUT4が、細胞膜上に移動し、骨格筋細胞へと血糖を取り込むようになります。
スポーツ栄養学 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる
著者 寺田 新から抜粋
つまり…
インスリンが出ても、このGLUT4が正常に機能しないと…
血糖を骨格筋細胞などに取り込むことができません。
ちなみになぜGLUT4は普段は細胞の内部にいるのでしょうか?
常に細胞膜上に存在していると、食事を摂取していない時でも、骨格筋や脂肪組織に血糖が取り込まれ
逆に低血糖状態に陥ってしまうからです。
逆にGLUT4の量を増やすことが出来れば、それだけ多くの血糖を取り込むことができます。
そのGLUT4を増やす強力な刺激がトレーニング(運動)なのです!!
筋トレや有酸素などの持久的なトレーニングを行うことで、骨格筋のGLUT4が増加し…
インスリンによる、血糖取り込み能力が向上します!!
(GLUT4トランスロケーションなどの細かいお話はまた今度…)
糖尿病の方は、お医者さんと相談して、運動を行うといいかもしれませんね(^^♪
ちなみに…
1型糖尿病であっても、インスリンを介さずに空腹時・食事後の高血糖を改善する薬などもできているそうですね!
医学の進歩は凄いですね!!
まだまだ勉強しないといけないことが沢山です!!
本日はここまでです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。