今晩は!!
大阪の天王寺区上本町にあるパーソナルスタジオHappinessの中芝です。
最近日が暮れるのが早くなってきましたね。
台風も過ぎ去り、肌寒くなってきたかな?と思う今日この頃です。
気温が下がってくると、腰痛や膝痛などカラダの痛みで苦しむ人が増える傾向にあります。
当スタジオでもカラダの痛みを軽くしたい!何とかしたいという目的で、通われているお客様も多いです。本日は痛みのメカニズムとパーソナルトレーニングがどのように貢献していくのかお話させて頂きます。
痛みの原因は何があるのか??
痛みは主に…
・外傷
骨折、打撲、切り傷など
・オーバーユース
同じ部位の使い過ぎによって起こる傷害
・ミスユース
代償動作(体の間違った使い方)によって起こる傷害
・組織変性
筋膜、腱、靭帯など複数の組織変性によって起こる痛み
・神経の変性
椎間板ヘルニア、坐骨神経痛など
・血流の制限・過度
・痛みの閾値の低下
思い込み
などがございます。
痛みを引き起こす物質は…
プロスタグランジン
ブラジキニン
サブスタンスP
などがあり…
何らかの原因で、カラダの組織がダメージを受けると
運動神経神経や交感神経が興奮
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血管が収縮・筋緊張
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プロスタグランジン、ブラジキニンなどの分泌
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血管拡張
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収縮していた所に血液が流れる
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ダメージを受けて所に熱が出て
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知覚神経が興奮
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脳が痛いと認知する
というメカニズムがあります。
また…
組織の損傷で痛みがあるときは、このプロスタグランジンやブラジキニンを抑制すれば痛みは治まりますが…
それをおさえるものがロキソニンやボルタレンなどの鎮痛剤です。
鎮痛剤などが全く効かずに、痛みが出る場合は組織の損傷の問題ではなく、これは心因性の問題も疑われます。
つまり思い込みという奴ですね。(ヘルニアなどの神経障害性の痛みは別です。)
しかしここで知っておきたいことは痛みも必要なサインであるという事です。
骨が折れた状態で、痛みを感じず歩き続けていると、きっと自力で立てなくなるでしょう。
つまり痛みとはカラダを安静にさせ治癒させるためのサインなのですが…
当スタジオではどのような痛みをもった方が来られるかというと…
慢性的な痛みを持った方が来られます。
慢性痛の原因は?
慢性痛とは、四十肩や慢性腰痛など長期に渡っての痛みの事を指します。
痛みが慢性化すると、厄介です。
人間の脳は1度痛い!!また痛くなる!!と記憶してしまった動きや姿勢があればその動きや姿勢が正しかったとしても、脳が痛い!!と記憶しているためカラダに制限がかかってしまいます。
つまり、正しい動きでも、痛いと思えば痛いというふうに悪循環のサイクルにハマってしまう事があるのです。
(勿論、筋肉のバランスが崩れ、ストレスがかかる組織の炎症でおきる痛みも多くありますが…)
たとえば慢性腰痛の場合…
腰痛で受診する患者のおよそ85%の症状は画像診断だけでは原因が特定できないとも言われています。
私も色々な腰の痛みに悩みを抱えられている方たちのセッションを行ってきましたが…
フラットバックの姿勢の方に対して脊柱のモビリティーを上げるアプローチを行う。
過度な腰椎前弯の修正、骨盤後傾の方に対して、骨盤を立てるエクササイズを行う。
など構造的な要因に対してアプローチを行っても結果が出ないことが多々ありました。
つまり慢性痛はこのように構造的な要因だけでなく、脳などによる中枢神経性要因の影響を大きく受けているケースも少なくありません。
このような慢性的な痛みの改善のためにどのようにしていけばいいのか?
最も効果的な方法としてやはりパーソナルトレーニングはおススメです!!
パーソナルトレーニングがなぜおススメか?
パーソナルトレーニングはトレーナーとお客様が、マンツーマンで行うトレーニング方法です。
痛みの原因がどこから来ているのか、問診と評価でどの動きでどの部分に痛みが出ているのか?痛みは構造的な問題か?もしくは心因的な問題か?という事を見極め、その人にとっての正しい姿勢や正しい動きを追求する事により、上記の改善を目指します。
例えばこのような症状を持たれている方に対して、Happinessのパーソナルトレーニングでは…
1つ1つの動きを細かく見て原因を探る
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呼吸エクササイズやピラティスなどで普段意識する事のない深層の筋などにアプローチを行い、カラダのバランスを整える
(体に負荷が掛かりすぎている部位の軽減とオンにしたい部位の促進)
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その感覚がお客様にとって良いものであるのか無いのか?体を変えていく過程の中で痛みが出そうになっても、無理なくカラダを動かすことなくセッションを行う事ができる
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繰り返すことで、脳が再教育されることで、慢性痛の悪循環のサイクルから抜け出し慢性的な痛みの改善に繋げる。
という事を目指していきます。
1つの方法にこだわらず、何がこのお客様にはいいのか?という事を考えてセッションに取り組んでいます。
より多くのお客様の声に寄り添えるよう、学び、感じ、トライ&エラーを繰り返して精進していきたいと思う今日この頃です。
本日はここまでです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!!